最近、よく感じるのですが、ポルトガル人って優しい人が多いんです。全員が全員優しいというわけではないのですが、全体的にそのような印象を受けてしまいます。そして、そのやさしさはなんとなく田舎くさい、ほっとするようなやさしさなんです。きっとこの優しさがポルトガルに人々をひきつけるのでしょう。
やはり都会のリスボンよりもアヴェイロの田舎の方があたたかみがあります。リスボンの人々の方がアヴェイロの人々よりも警戒心が高いように感じます。
日本人もきっと外国人にやさしくするとは思います。しかし、日本人の外国人に対する接し方は、あまり積極性があるようにも思えせん。困ったら助けてあげるというぐらいでしょう。これは、おそらく英語が話せないというコンプレックスも働いているように見受けられます。
ところが、ポルトガルだと言葉がちゃんと通じなくても、冗談を言ってきたり、コミュニケーションをとろうと色々と頑張ってきます。若い人よりも年配の方のほうがどちらかというと積極的です。
もちろん、私の経験した範囲内で書いているだけなので、普遍的なものとは言えません。しかし、何はともあれ、積極的なコミュニケーションをはかろうとするポルトガル人は、留学生の立場からすれば、非常に助かります。
そもそも、あいさつがすばらしいです。会えば、毎日かならず握手をします。工場内においては、作業中でも、タイミングを見計らって握手をしたり、手袋をはずせないから腕を握ってもらう握手をしたりします。このスキンシップは人間関係を確実に濃くしてくれます。
日本にもって帰りたいポルトガルのすばらしい文化です。
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