2009年11月15日日曜日

ポルトガル語とイタリア語

 今日は仕事のことについて書きます。

 最近、仕事場に色々な国の人がいます。そもそも私自身が学生で日本人という点で特殊なのですが、他にもインド人の人がいたりと面白いものです。特に多いのが、イタリア人です。会社がイタリア系なので当たり前といえば当たり前なのですが…。

 問題は彼らがイタリア語で話しかけてくることです。会社のポルトガル人がイタリア語を結構理解するため、私も理解できると思っているのかもしれませんが、こっちはポルトガル語ですらよくわかっていません。理解できるわけがありません。ちなみに、彼らは英語が苦手です。

 生産関係のアドバイザーでかなりの経験を持っている人も来ています。私が学生であることを知ると、私にも色々なことを教えてくれます。ポルトガル語がぺらぺらのイタリア人なのですが、あえて苦手な英語で説明してくれます。
 このアドバイザーは情熱を持って、経験に基づいた提案やアドバイスを数々とするため、仕事ぶりを見ているだけですごく勉強になります。このアドバイザーといい、プラントマネージャーといい、仕事ができる人の仕事ぶりを間近で見られるのはすごくよい経験です。


 一つ与えられたタスクがあるのですが、私はどこにも所属しておらず、しかもプラントマネージャーから与えられたものなので、命令系統が私の中で混乱し、自分がどこまでやっていいのかわからなくなっていました。そこで、マネージャにそのことを相談したところ、「君の権限は非常に大きいものだ、君がどのように解決するのかなどにすごく興味がある」と言われました。前にも、会社外の人に相談する許可を得ようとしたとき、「君の力を私は信じている。君の好きなときに好きなようにするとよい」と言われました。明らかなオーバーエスティメイトですw

 でも、期待してもらったら、やるしかないですよね…。ある意味、乗せられているだけでしょうか? 人の使い方がうまいです。

 新しい上司も相変わらず忙しそうで(というよりも、憔悴しきるほど本当に忙しい)、勝手に仕事しています。与えられた仕事現場の職長も結婚するってので、今いないから私の天下で工員に指示(お願い)して、データを取ってもらったりしてます。
 そして、たまに職長を捕まえて、えらそうに問題の指摘、解決法の提案、計画の提示、さらに、理論の説明までしています。そろそろこけるかな?w

 しかし、止まらないこと、さっさと失敗することを目標に行動しています。最初から完璧な計画を立てて、失敗のない行動をするのをあきらめています。とにかく失敗してから修正する。

 そもそも学生にはこの考え方が必要でしょう。学生の特権は失敗しても、許されることなのですから(勝手にそう思っている)。そもそも能力が不十分ですから、それで何も行動しないと存在価値がゼロになります。

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