2009年11月27日金曜日

ブラガに行ってきました

先週末にブラガに行ってきました。ブラガというのはポルトよりもう少し北にある町で宗教都市らしいです。

施設じたいのおもしろみにはかけましたが、歩いているだけで楽しめるだけの町の美しさを持っていたので、行って損したとは思いませんでした。

教会

ブラガにて

Francesinha(フランセシーニャ)という謎の食べ物を昼食に食べました。名前からしてポルトガル料理じゃないだろうと思っていたところ、どうもポルト発祥の料理のようです。Francesinhaは「小フランス」みたいな意味なので、感覚的に言えば、フレンチトースト同じようなものなのでしょうか。

フランセシーニャ

ステーキの上にソーセージ、パン、チーズが乗せられており、上からデミグラスソースをかけた食べ物です。ボリュームが満点でおなかがいっぱいになりました。見た目げてものですが、まあ面白かったです。

ブラガ紹介

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

2009年11月24日火曜日

ポルトガル語ブログ

 ポルトガル語のブログ作成しました。右サイトのマイサイトの一覧からもリンクしてあります。

 このブログでは日本のことをポルトガル語で紹介しています。正直なところ、勢いだけで作ったブログです。真剣に誰かに読ませようと思って作ったわけではありません。そもそもここで紹介しても、99パーセントの人は読めないはずです。

 最近、ポルトガル語の伸び悩みを感じており、その原因が文章によるアウトプットの練習不足だということに気づきました。仕事中だと、コミュニケーション重視、つまりテンポを重視するため、単語だけで会話をしてしまうことがしばしばあります。それだと、どうしても論理的なことを説明するには限界があります。より論理的な議論をするためにも正しい文章を作ろうとする練習はかかせないと考え、ポルトガル語のブログを書くことにしました。

 英語と違って、間違いがあっても誰にも気づかれないので気兼ねなく書いています。興味があったら訪ねてみてください。

 今日は焼肉のことについて書いてみました。 ⇒Yakiniku


 こんなことを言いつつも、マンスリーレポートとというアウトプットはやりたくなくて、なかなか手を付けられずにいますw

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

2009年11月21日土曜日

ポルトガルの人々のやさしさとあいさつ

 最近、よく感じるのですが、ポルトガル人って優しい人が多いんです。全員が全員優しいというわけではないのですが、全体的にそのような印象を受けてしまいます。そして、そのやさしさはなんとなく田舎くさい、ほっとするようなやさしさなんです。きっとこの優しさがポルトガルに人々をひきつけるのでしょう。

 やはり都会のリスボンよりもアヴェイロの田舎の方があたたかみがあります。リスボンの人々の方がアヴェイロの人々よりも警戒心が高いように感じます。


 日本人もきっと外国人にやさしくするとは思います。しかし、日本人の外国人に対する接し方は、あまり積極性があるようにも思えせん。困ったら助けてあげるというぐらいでしょう。これは、おそらく英語が話せないというコンプレックスも働いているように見受けられます。

 ところが、ポルトガルだと言葉がちゃんと通じなくても、冗談を言ってきたり、コミュニケーションをとろうと色々と頑張ってきます。若い人よりも年配の方のほうがどちらかというと積極的です。


 もちろん、私の経験した範囲内で書いているだけなので、普遍的なものとは言えません。しかし、何はともあれ、積極的なコミュニケーションをはかろうとするポルトガル人は、留学生の立場からすれば、非常に助かります。


 そもそも、あいさつがすばらしいです。会えば、毎日かならず握手をします。工場内においては、作業中でも、タイミングを見計らって握手をしたり、手袋をはずせないから腕を握ってもらう握手をしたりします。このスキンシップは人間関係を確実に濃くしてくれます。

 日本にもって帰りたいポルトガルのすばらしい文化です。

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

2009年11月16日月曜日

ポルトガルで最近得たものとは?

 いろいろなものを得ていますよ。あっ、本当にくだらない内容なので読んでも時間の無駄ですよ。

 あまりきれい好きでない人と長く一緒に住んでいるため、清掃というものに無頓着になるスキル。ただし、会社は除く。

 ポルトガル語でのファック。よく話を聞いていると、若者はよく使ってます。

 ごはん前にお菓子を食べる習慣。体が膨らんできます。

 ポテトを主食として認められるメンタリティー。ごはんを炊くのが面倒になる。

 会社に車で送ってくれる会社の人。これはもぎたてほやほや。

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

2009年11月15日日曜日

ポルトガル語とイタリア語

 今日は仕事のことについて書きます。

 最近、仕事場に色々な国の人がいます。そもそも私自身が学生で日本人という点で特殊なのですが、他にもインド人の人がいたりと面白いものです。特に多いのが、イタリア人です。会社がイタリア系なので当たり前といえば当たり前なのですが…。

 問題は彼らがイタリア語で話しかけてくることです。会社のポルトガル人がイタリア語を結構理解するため、私も理解できると思っているのかもしれませんが、こっちはポルトガル語ですらよくわかっていません。理解できるわけがありません。ちなみに、彼らは英語が苦手です。

 生産関係のアドバイザーでかなりの経験を持っている人も来ています。私が学生であることを知ると、私にも色々なことを教えてくれます。ポルトガル語がぺらぺらのイタリア人なのですが、あえて苦手な英語で説明してくれます。
 このアドバイザーは情熱を持って、経験に基づいた提案やアドバイスを数々とするため、仕事ぶりを見ているだけですごく勉強になります。このアドバイザーといい、プラントマネージャーといい、仕事ができる人の仕事ぶりを間近で見られるのはすごくよい経験です。


 一つ与えられたタスクがあるのですが、私はどこにも所属しておらず、しかもプラントマネージャーから与えられたものなので、命令系統が私の中で混乱し、自分がどこまでやっていいのかわからなくなっていました。そこで、マネージャにそのことを相談したところ、「君の権限は非常に大きいものだ、君がどのように解決するのかなどにすごく興味がある」と言われました。前にも、会社外の人に相談する許可を得ようとしたとき、「君の力を私は信じている。君の好きなときに好きなようにするとよい」と言われました。明らかなオーバーエスティメイトですw

 でも、期待してもらったら、やるしかないですよね…。ある意味、乗せられているだけでしょうか? 人の使い方がうまいです。

 新しい上司も相変わらず忙しそうで(というよりも、憔悴しきるほど本当に忙しい)、勝手に仕事しています。与えられた仕事現場の職長も結婚するってので、今いないから私の天下で工員に指示(お願い)して、データを取ってもらったりしてます。
 そして、たまに職長を捕まえて、えらそうに問題の指摘、解決法の提案、計画の提示、さらに、理論の説明までしています。そろそろこけるかな?w

 しかし、止まらないこと、さっさと失敗することを目標に行動しています。最初から完璧な計画を立てて、失敗のない行動をするのをあきらめています。とにかく失敗してから修正する。

 そもそも学生にはこの考え方が必要でしょう。学生の特権は失敗しても、許されることなのですから(勝手にそう思っている)。そもそも能力が不十分ですから、それで何も行動しないと存在価値がゼロになります。

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

2009年11月11日水曜日

サオ・マルティーニョで焼き栗とワイン

ポルトガルの11月11日はポッキー&プリッツの日…、じゃないです。サオ・マルティーニョというちょっとほのぼのとした日です。日本の感覚でいうと節分ぐらいにあたります。休日にはならないけれど、特別な日という位置づけです。

サオ・マルティーニョでは、みんなが焼き栗とワインを飲みます。このワインはまだアルコール分が弱く、Água pé(アグア・ペ)と呼ばれています。会社の食堂でも焼き栗とÁgua pé(アグア・ペ)が振舞われました。

Água pé(アグア・ペ)は、ちょこっと飲んだだけなのですが、お昼の仕事は睡魔との闘いになりました。そして、なぜか食堂のおばちゃんたちにパン・デ・ロの作り方を習うという不思議な一日でした。食堂ということもあってか、作り方はかなり豪快なものでしたけれど、できあがりはとても美味しそうでした。焼き立てを食べられませんでしたが…。

なんにしても、サオ・マルティーニョということもあり、今日は比較的に天気のよい気持ちのよい一日でした。

サオ・マルティーニョについては南蛮INFO-ポルトガル旅行・生活情報-でも紹介させていただいております。

また、以下のブログにも紹介がありました。詳しく書かれていますので、参考にしてみてください。

からぱうびより no Japao

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

2009年11月10日火曜日

ポルトガルのラジオ

 もう一記事書きます。

 ブログを書きながら、ネットでポルトガルのラジオを聞いているのですが、頭が大混乱します。昔はまったくわからなかったので、邪魔にもならなかったのですが、今は微妙にわかってしまうので困ってしまいます。

 ちなみに、さっきギマランイスについて書いているときには、セッ○スワイフという単語を連呼していました。しかも、かなり力こもってましたw

 当たり前ですが、日本のラジオと同じで、音楽が流れます。もちろんファドじゃないですよ。といっても、POPミュージックなどにも微妙にポルトガル風なリズムが混ざります。ラテンの国のせいか情熱的な曲も多く、私は音楽にあまり興味がないのですが、ポルトガルの音楽は好きになりました。

 あー、同じチャンネルで今度はファティマの話をし始めました。節操ねぇなーw(ファティマとは、ポルトガルの3つのFに含まれるもので、キリスト教関係の奇跡があったところで有名なところ)


 ポルトガル語を勉強したい人や興味のある人は聞いてみては?

 Antena1

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

ポルトガル誕生の土地「ギマランイス」

ポルトガル誕生

 ギマランイスに行ってきました。ギマランイスとは世界遺産にも登録されているところで、ポルトから電車で1時間程度のところにある歴史的な町です。

 町の入り口にはAqui Nasceu Portugalと書かれた壁があります。これは、「ここでポルトガルが生まれた」という意味です。そう、ギマランイスはポルトガル誕生の土地なんです。この壁を見たときは、自分の国でもないのに、なぜか感動してしまいました。ポルトガル語が読めてよかったと思った瞬間でした。

 あいにくの雨の中の観光となったのですが、町がとてもきれいなところだったのと、学生ということで、入場料が全部無料だったのが気分を盛り上げてくれました。お城などがあると言っても、さほど大きな町でもないので数時間の滞在で十分な町なのですが、晴れの日ならぜひカフェに入ってゆっくりしたい町でした。

 下の像はアフォンソ・エンリケという初代ポルトガルの王様らしいです。私はこの像が好きです。

ギマランイス
 

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

2009年11月5日木曜日

牛の舌を一本買い

牛の舌を一本買いました。つまり牛タンです。

普通のスーパーなのに、まさに舌の形をして普通に売っているんです。さすがに、牛タンとなるといつも買う肉より少し高かったです。と言っても、グラム80円ぐらいなんですけれどね。ポルトガルは肉の天国ですw

さて、買ってきた舌をまな板の上にドンッと乗せてみると、案外生々しくて、痛々しく感じます。舌の表面がざらざらしているのが余計にリアルに感じます。

とりあえず、スライスして、牛タンにして食べてみました。レモンを買い忘れていたのですが、なかなかの味です。分厚い牛タンを食べ放題と言う贅沢をしてみました。

タンシチューを食べたいですけれど、ウデがないので、カレーにでもしてみようかなー。

あと、ポルトガルのスーパーで買える意外なものとして、ざくろがあります。意外じゃないですか? 私には意外に感じました。


今日はかなりてきとーに書いてしまった。とりあえず、牛の舌を1本まるまる買ったことを言いたかっただけです。

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

2009年11月3日火曜日

ポルトガルでの栗のつながり

 仕事について書くことがたまっているのですが、いかんせん他にもブログに書きたくなるよなことに出会って、なかなか仕事のことについて書けません。次回あたりに書きます。

 さて、先日の日記にも書いたように、11月11日はサン・マルティーニョでした。そのためか、最近毎日のように焼き栗を食べています。

 昨日はアパートの住人とワインを飲みながら焼き栗を食べました。ポルトガル語と英語を混ぜながら、サッカーの話などをしながら楽しく過ごしました。サッカーの話で盛り上がるところが、ポルトガルらしいと感じました。

 最初はアパートの住人にうまくなじめなかったのですが、最近はみんな仲良くやってます。相変わらず、むちゃくちゃなこともしますが、細かいことを気にしなければいいやつらです。


 さて、今日、髪を切りに行きました。ポルトガルに来て3度目です。前回は髪を切ってる最中にメールを打ち出す最悪な美容師でしたが、今回は前のところより安いところにいったのに仕事が丁寧でした。気に入ったのでチップもあげてきました。

 面白いのが、私が髪を切られていると一人のおじいちゃんが散髪屋に入ってきて、美容師と話し出しました。そして、私にも話しかけてきて、もみあげの形はどいうのが良いか話し出しました。切り終わったあとには、「ワイン好きか?」とお酒に誘われ、面白そう
と思ったので「好きです」と答えました。すると、「ついて来い」と言われました。外でお酒を飲むのかと思うと、なんと家に連れて行かれました。普通に家族で住んでいるところだったのでびっくりしました。

 いきなり訪れた得体の知れない日本人なのに、家族は暖かく迎えてくれて、晩ごはんまでご馳走になりました。そして、この場でも焼き栗を食べながらいろいろな話をしました。おじいちゃんの戦争の話や、失業率の問題、人生の幸せについてなどです。正直、おじいちゃんの声は聞き取りにくくて、奥さんに「ポルトガル語⇒ポルトガル語」の訳をしてもらってました。

 本当に素敵な家族で、すごく楽しかったです。おじいちゃんは「ここでは俺はお前の兄貴だ」「何か困ったことがあったら電話をかけてこい」とまで言ってくれました。奥さんも優しい人で、娘さんもいい人でした。さらに、4歳のお孫さんは人見知りもせず、かわいい子でした。

 正直、バーなどで酒を飲みながら学生と騒ぐのは私の趣味じゃありません。ゆっくりと静かにお酒を飲むのが好きなため、おじいちゃんとその家族と過ごした今日の夜は本当に楽しかったです。

 こんな出会いが起こってしまうポルトガルをますます好きになってしまいました。

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

2009年11月2日月曜日

ふりだしに戻る

 さっき同居人のポルトガル人のお母さんが作ったパン・デ・ロというポルトガルの伝統的なお菓子を食べさせてもらいました。

 お店で売っているのを食べたことがあるのですが、味はいまいちでした。でも、これは、死ぬほどうまい。何!この違いは?

 ちなみにパン・デ・ロというのは長崎名物カステラの原型のお菓子らしいです。お店で食べたものはカステラに似ても似つかないものだったけれど、今日はシーボルトもニッコリ微笑んでいました。

 さて、最近は仕事の調子がよく、すごろくで言えば、5と6ばかりが出ている状態でした。言葉で苦労はしていても、仕事がいろいろあったし、大きな仕事もらえそうでしたし。

 ところが、今日「ふりだしに戻る」というマスにとまってしまいました。また仕事探しから始まります。カトリックの国だからってそんなに神様もいろいろと用意してくれなくてもいいのに。

 やっぱりトイレ掃除するかなー。

 ふりだしに戻った理由は書けたら、また書きます。

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

今週も家にいましたが・・・

 カラッとした天気のポルトガルですが、今の時期の北部地方はどんよりした日も多くあります。今週末は土日ともにどんより天気で洗濯物も乾かず、イライラするものでした。ギマランイスというところに行く予定だったのですが、雨が少し降っていたので、延期することにしました。

 相変わらず、無為に時間を過ごしているのですが、少し変化したことがあります。夜にたまにキッチンでワインを飲むことです。

 キッチンドリンカーになったということを言いたいんじゃないですよ。キッチンで飲んでいると他の住人が来るので一緒に飲んだりして、交流が増えたことを言いたいんです。

 私はお酒が弱いため、ポルトワインだと本の少しだけでいいんです。色々なポルトワインを飲むためにはさっさとボトルをあけなければならないので、他人にワインをあげるのはちょうどいいんですよねw そして、会話することで英語の練習もできる。

 相変わらず、パーティーとかに参加するのは避けていますが、マンスリーレポートの校正をしてもらったりと、交流が増えてきました。

 ああ、でも、最近、わたしは本当に英語が話せないなー、と思い知らされます。

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報

ポルトガルで刺身を食うには醤油が必要

 日曜日にアジを買ってきて、刺身に挑戦しました。

 相変わらず、魚をさばくのがへたくそな私は、3枚におろしたところまでは良かったのですが、骨をとるところと皮を取るところで身を崩壊させてしまいました。そもそもどうやったら皮なんてきれいにとれるんですか?

 とりあえず、形は気にせず、醤油で食べてみたところ、…めちゃくちゃまずかったです♪

 アジが悪いんじゃないです。私の包丁裁きはわるいけれど、今回は関係ありません。悪かったのは醤油です。

 前々から料理しているときに感じていたのですが、どうもこちらの醤油(安物)は、刺身醤油と言えばいいのでしょうか、妙に味のついているあの変な醤油なんですよね。そして、これがまたまずいんですよ。

 調理に使うのにはものすごい大きな問題にはならないのですが、さすがに刺身には無理でした。

 ポルトガルは魚が安いのですが、これじゃあなー…。

ポルトガルの旅行・観光情報サイト
南蛮Info ポルトガル情報