2010年3月19日金曜日

研修終了


 今日、ポルトガルでの研修を終えた。

 今日は、最後ということで、朝の会議で話すことを求められ、ポルトガル人の5Sに対する強みを話し、研修を通して、多くのことを学べたと伝えた。

 いつも食後のコーヒーを飲んでいる、労働者組合のカフェでは労働者組合の帽子、シャツ、それにキーホルダーをもらった。組合に入っていないのに、カフェを組合員価格の25セントで飲ましてもらっていたのに。プラントマネージャーには会社のアズレージョとマウスパッドをもらった。
 仲良くしていた人(もちろん全員一回り年上)とはメールアドレスを交換し、掃除婦のかわいい娘と写真を撮った。もちろんベイジーニョも忘れない(ほおをあわせてキスのまねをするあいさつ)。

 会社では、かなり子供っぽく振舞っていたので、多くの人にかわいがってもらった。工場のため、一日にあいさつする相手は100人以上。名前をちゃんと覚えられた人はごくわずかだけれど、ほとんどの人と顔見知りになった。

 最初はなれなかった握手の挨拶も、工場内の全工程をうろうろしていたせいか、最後には会社の誰よりも一日に握手する回数が多かったのではないだろうか。

 インターンでは技術的な要素がほとんどなかったが、生産部門の行っている日々の仕事を知れた。プランニングの重要性や共有する仕事の簡素化の重要性を山ほどした失敗を通して学んだ。プラントマネージャーの論理的な問題解決法と従業員のメンタリティーへの配慮を彼の仕事を通して教えてもらった。

 色々な問題もあったが、企業研修で多くのことを学べたように思う。ポルトガルのよさ、日本のよさを知った自分が今後何ができるかが楽しみだ。

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