2009年12月26日土曜日

ポルトガルで人気の音楽

ポルトガルの音楽と言えば、ファドですよね。

 といっても、ポルトガル人はそんなにファドを聞きません。外国からの観光客の方がファドが好きなぐらいだそうです。

 しかし、ポルトガルはラテンの国なだけにもちろん音楽が好きです。フォドのような切ないものだけでなく、ノリの多い音楽がいっぱいあります。

 ちなみに次の曲はポルトガル人のほとんどが知っていて、はやりの超有名な曲です。
 









 位置づけでいえば、今はなき「SHOP99」の音楽と言えるでしょうw

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2009年12月25日金曜日

ポルトガルのクリスマス


 ポルトガルではクリスマスのことをナタルといいます。サンタクロースはPai de Natal(パイ・デ・ナタル:クリスマスのパパ)です。

 さて、今年はクリスマスをポルトガルで過ごしたわけですが、幸運なことにこのカトリックの国で本格的なヨーロッパのクリスマスを体験することができました。24日の夜は元上司の家族に呼んでもらい、翌日は今の上司の家族に呼んでもらいました。

 ポルトガルのクリスマスはやはり気合が入っていて、町中がイルミネーションで美しく輝いています。下の写真はたまたまギマランイスに行く用事があったので写真をとってきました。もちろん教会だけでなく、町全体が美しくデコレーションされていました。

ポルトガルクリスマス2

 日本ではクリスマス・イヴに彼氏・彼女と過ごすというのはよくあることですが、ヨーロッパの多くの国では普通家族と過ごすそうです。

 ポルトガルでは24日の夜には家族が集まり夕食を食べます。地域にもよるのですが、伝統的にバカリョウという干しダラの料理を食べます。料理法は基本的には茹でたバカリョウにポテトをそえるだけという単純なものらしいです。さらに、北部の一部ではタコも食べるのだそうです。私はポルトで過ごしたためか、タコも食べることができました。味はシンプルで美味しいです。

 そして、デザートはあきれるほどの量があり、机を多い尽くす甘いものに圧倒されます。8人ぐらいいて、食べたのはおそらく10パーセント程度だったと思います。

ポルトガルクリスマス4

 クリスマスプレゼントは25日になったらあけるそうです。子供にとっては「あと何時間?」と気になって仕方がないもののようです。クリスマスともなると5歳児の子供が夜の2時になっても平気で起きていたりするので驚きです。日本で言えば、大晦日のようなものです。

ポルトガルクリスマス3

 翌日はポルトからアヴェイロに帰ると同時に上司に車で拾ってもらい、上司の実家に行きました。上司の実家には親戚の人も多く集まっており、わいわいとにぎやかに話しながらレイタオンという子豚の丸焼きを食べました。子供がクリスマスプレゼントに夢中になりながら遊んでいるのはまさに正月のようでした。

ポルトガルクリスマス1

 ポルトガルのクリスマスの雰囲気は日本の正月に非常に似ています。あのアットホームな雰囲気は今年、正月を過ごせない私としてはかけがえのない贈り物でした。

 しかし、考えて見ると私がポルトガル人の家族のクリスマスに混ぜてもらったというのはなかなか異様なものだったような気がします。いわば、正月の家族の集まりに、日本語もあまり話せない見ず知らずのポルトガル人が参加するようなものですよね。。。

 そんな私でも暖かく迎えてくれたポルトガルの家族たちにカンパーイ☆

 Feliz Natal[:ツリー:]

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2009年12月22日火曜日

上司の家で夕食


先週末、上司の家に夕食をよばれました。

たずねて見れば、絵に描いたような仲良し家族で、2人の小さな子供が愛されながら育っているのがすごくわかりました。その日のディナーは上司のご友人も来る夕食でアウェーになるかと若干心配していましたが、ご友人も気さくな方で話もそれなりにできました。

料理はチーズやハム、オリーブなどの前菜から始まり、アサリの酒蒸し、ポルトガル風キャベツスープ、そして最後にはウサギのグリルと豪華なディナーをいただきました。まっ、ポルトワインで眠気に襲われながら食べていたので完璧に味を理解できていたかはあやしいですがw

その日、何よりも驚いたのが、家の中に本物の暖炉があったことです。私がびっくりして、「すごいですねー!」って感心していると、「えっ、ここじゃ普通だよ。日本では何で暖をとるの?」って聞かれたぐらいです。エアコンと答えたら、「なるほど」と意味ありげにうなずいていましたw

今日、仕事に行ったら、労働者組合(?)の人たちがBOLO REI(ポルトガルのクリスマスケーキ)を配っており、私にもくれました。一人で食べきれない大きさだなー、と喜びと哀愁がまじります。

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2009年12月14日月曜日

アヴェイロは決して田舎ではない・・・のかな?


 アヴェイロ、ポルトガルの海岸側の中部地方に存在する日本人にもそこそこ有名な町。アヴェイロの近くにある有名なコインブラという都市ほどは大きくないけれど、まわりに工業地域があるためオビドスみたいな小さな町でもありません。

 舗装されていない草ぼうぼうの道はほとんどありませんが、ちょっとアヴェイロを出れば、お馬さんや牛が草を食べている空き地に出会います。

 ポルトのように見所はあまりないけれど、船とオボス・モレスというお菓子は訪れる価値のあるものです。

 バスはあるけれど、会社に行けるバスは1時間に1本程度しかこないため通勤に使えません。リスボンのカリスが懐かしいです。

 そして、日本の姉妹都市は大分市。OITAというショッピングセンターもあります。

 先日、他のヴルカヌス・イン・ヨーロッパプログラムに参加している人とスカイプで話しました。彼らはアイルランドとイタリアで研修中です。

 この二人はかなり田舎のほうに住んでいるようで、人口1000人の村とお隣までが10分という二人の世界を聞くとアヴェイロって都会ですよね。

 よく考えると、私の田舎もコンビニはありませんでしたし、スーパーが一件あるぐらいで服などを買うには電車に乗ってでかけなければならなかったのを思い出しました。徒歩数分で山の中に入っていけましたし…。

 でも、田舎に感じてしまいます。なぜでしょうか? この牧歌的な雰囲気がそう感じさせるのでしょうか?

 あっ、そういえばこんな記事を見つけました。日産自動車とRenault社、ポルトガルAveiro地区でLiイオン2次電池を量産

 建設予定地が会社と同じ工業団地のはずなので、もしかしたら、発見できるかもしれません。CACIOがCACIAの間違いだとすればですが…。

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2009年12月8日火曜日

25周年記念パーティー

 先日、会社の25周年パーティーがありました。25周年ということで例年のパーティーよりも重みがあったようです。

 正直、ヨーロッパのパーティーは完全に初めてでしたので、着ていく服はどうすればいいのかにはだいぶ迷いました。スーツで行って、浮くのもいやだし、カジュアルすぎるのも…。結局、カジュアル過ぎないジーパンにタートルネックとボタンの壊れたジャケット、靴はスーツ用の黒革でのぞみました。

 結局、会場にはびしっとフォーマルに近い人もいれば、完全に普段着の人もいて自分がちょうど中間ぐらいになりました。

 会場は近くのレストランを半分借り切ってのもので、なかなか圧巻でした。会場には300人近くいたはずです。

 パーティーの開始は乾杯で始まるのかと思いきや、座る(立食じゃありませんでした)と同時にめいめいが勝手にワインをついで、前菜としておいてあったコロッケ類をつまみに飲み始めました。ちょっと意外でした。

 食事中は生産計画を立てている人と英語とポルトガル語をまぜながら話し、私がポルトガルに来てから一度もディスコにも行っていないことについてきつくしかられましたw

 途中で記念ケーキへの入刀があったり、プラントマネージャーのスピーチが会ったりと、日本と変わらないパーティーでした。そして、最後に25周年勤務の人や、20周年勤務、10周年勤務の人などへのプレゼントがありました。プレゼントの内容は時計などだったようです。そして、拍手をしながら聞いていたら、最後の最後で私が呼ばれました。

 びっくりしながら会場の前に出ていったら、私までプレゼントをもらってしまいました。もらったのは、名前入りのオリジナル作業着です。感動しました。つい日本風に頭を下げてしまいましたw ちなみに名前入りの作業着を持っているは会社でも私だけです。

プレゼント

 会場の外に出ると、会社の従業員がファイヤーパフォーマンスをやっていました。火を噴いたりするものでかなり本格的なものでした。

 パーティーが終わったのは12時を過ぎてからです。さすがよいっぱりのポルトガル人です。帰りに、自社で作った記念品をもらって帰りました…。

おみやげ

 と、思いきや、そのままお酒に誘われて、プラサ・デ・ペイシェという飲み屋街に行きました。よくわからない甘いカクテルを飲んで、帰ったのが2時半。ポルトガルに来てからは、はじめての夜遊びだった気がします。

 月曜日にさっそく作業着を着ていったらみんなに指を指されまくりましたw

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2009年12月6日日曜日

ポルトガルで自転車とパソコンの修理に出すと・・・

 パソコンの不具合により、しばらく休んでいたブログですが再開します。再開するということはパソコンは修理されたのかと思うでしょうが、そこは少し違います。

 先日発生した不具合と言うのはキーボードの一部のキーが反応しなくなるというものでした。そこで、家の近くのパソコン修理店に持って行きました。私のパソコンはTOSHIBAのNB100で、そこは、TOSHIBAの故障パソコンを預かり、修理施設に送る場所でした。

 まず、はじめに見積もりをお願いしたのですが、見積もりにはなんと1週間もかかると言われ、1週間待たされることに…。そして、昨日、その結果を聞きにいくと、いまだに見積もりができていないと返答されました。そこで、店員が突然電話をどこかにかけはじめ、しばらく待っていると、60ユーロだと言われました。

 えーっ、やろうと思えば、電話1本で終わるのに、1週間待たせたの? そして、修理には3週間かかると言われました。いまどき3週間も修理に時間がかかるってどういうことですか? これも電話一本で…、どうにかならないでしょうが、まさか3週間もかかる故障じゃないでしょう。ポルトガルで買ってから1年もたっていない故障なのに60ユーロもかかるんですか? 海外に出るとTOSHIBAのパソコンでもサポートはこんなものなのですか…。


 すでに疑問に思われたかもしれませんが、では、なぜ現在ブログをかけているのか? それは修理をあきらめたからです。10ユーロで普通のキーボードを買ってきました。ノートパソコンとしては致命的かもしれませんが、あまり持ち運びをしないのでとりあえず、ポルトガルにいる間はこれで乗り切れると思います。


 故障していた自転車ですが、修理に出したらほぼ1日で直してくれました。お代も新しい部品代もあわせて9ユーロぐらいでした。修理のサービスをやっているのかわかりにくくて困るのですが、パソコンよりも迅速に対応してもらえるので助かります。

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ポルトガルの酵母の味

 先日、スーパーに買い物に出かけました。私は甘いものが大好きなので、お菓子コーナーでスウィーツを買うことにしました。ケイジャーダやオボス・モレス、アロス・ドセなど甘くて美味しいものがいっぱいです(ポルトガルのお菓子についてはポルトガルのお菓子を参考にしてください)。

 迷いながら色々とお菓子を見ていると、四角い形をした少し小さなものが安くで置いてあるではないですか。どんなお菓子かはわからなかったのですが、新しいものに挑戦するのが好きな私はそれを選ぶことにしました。

 家までの道中、お腹が空いたので、さっそく買ったお菓子をためしてみることにしました。包装をあけてみると、なかには白くて四角いものが。「ミニチーズケーキみたいなものかな?」と予想しつつ口に放り込んでみると・・・、

 「ぶほっ、げふっ。。。油っぽい、うわっ歯茎にくっついてはなれない。うげっ。」

 いや、本当に毒かと思いましたw 実は、私が買ったものは酵母だったようで、そりゃそのまま食べれるようなものじゃありません。

 お菓子コーナーにただひとつあたかもお菓子のように置かれているため、引っかかった人は他にいるのではないでしょうか? こんなうそのような本当の話を起こしながら、ポルトガルで生活をしています。

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2009年12月1日火曜日

お休み

 気づいたら明日は祝日でした。

 さて、またまたPCが壊れました。キーボードの故障です。というわけで、しばらくブログを休ませていただきます。

 修理の見積もりだけで1週間かかるそうですw 某日本メーカーTOSHI○Aの製品をポルトガルで半年前に買ったものです。ポルトガルだとこうなるようですw

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